京都の西に位置する、栂尾(とがのお)山【高山寺】は、明恵(みょうえ)上人の寺として、多くの人々の信仰を集めました。
そして、【高山寺】は、四季折々の美しい土地として知られ、特に「もみじの名勝」として有名になりました。
また【高山寺】は、明恵上人が、贈られた茶の種を育て、茶葉を栽培したことから「茶の発祥の地」としても知られています。、
やがて、茶葉がここから宇治へと伝わり、その後日本各地へと広まったといわれています。
【高山寺】拝観の時間・拝観料
時 間: 8:30 ~ 17:00まで
拝観料: 石水院 : 1,000円
秋季入山料:500円
【高山寺】拝観の様子
石水院(廂の間)
紅葉キャンペーンのCMやポスターで有名になった、善財童子像(ぜんざいどうじぞう)が中央に置かれています。
この「廂(ひさし)の間」は、内外の境界が曖昧になるように工夫されていて、幻想的な空間を作り出しています。
石水院 鳥獣人物戯画
国宝:平安時代~鎌倉時代
【高山寺】に伝わる宝物の中で、最も有名な作品のひとつとされています。
甲乙丙丁の4巻からなる絵巻物です。
表参道
17枚の正方形の石が、並んで敷かれています。
紅色や黄色のもみじの落葉で、この表参道が敷き詰められると、パンフレットにあるような写真が撮れます!
なんとか・・挑戦してみたくなります。
御朱印
書置き型です。
「鳥獣人物戯画絵巻」のうさぎが書いてあります。
【高山寺】への行き方
【京都駅から】バス利用
JR高雄・京北線から周山行きに乗り、「栂ノ尾」バス停で下車。そこから徒歩5分です。
京都駅からバスで約60分かかります。(徒歩を含めると約65分)
料金は、大人230円です。
詳しくは【高山寺】ホームページでご確認ください。
混雑が予想される時期は、時間に余裕をもって行ってください。
【高山寺】まとめ
【高山寺】のもみじは、11月中旬~下旬が見頃といわれています。
少しづつ、紅葉の時期は遅くなっているように思います。
【高山寺】のある「高雄」地区には、近くに【神護寺】や【西明寺】があります。
時間があれば、ウォーキングがてら参拝してみてはいかがでしょうか。
紅葉狩りには、最高の場所です。