2022年6月12日からアメリカへ渡航する際の、新型コロナウイルス陰性証明書の提示が撤廃されました。
それに続き、9月7日からは3回以上接種済みの「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」があれば、入国時の陰性証明書の提出も不要となりました。
現地で陰性証明書を取得することは、時間的にも労力的にもとても大変なことです。
検査機関への予約、そこへの行き方・検査方法の確認・日本のフォーマットを使用してもらえるかなど・・・。
時間にも制約(搭乗まで72時間以内発行のもの)があったので、陰性証明書を実際に確認するまでは、とても不安だったことを覚えています。
今回は、9月7日~の入国緩和措置である、3回以上接種済みの「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」を持って、ニューヨークの旅に実際に行ってきたいと思います。
羽田空港からアメリカニューヨークJFK空港まで約13時間、JAL直行便で行く様子を写真と共にリポートしたいと思います!
羽田からニューヨーク JAL直行便
私は関西に住んでいるのですが、関西国際空港からニューヨークへの直行便は現在就航していません。
関西国際空港から行く場合、経由地として、東京(羽田・成田)での乗り換えが生じます。
航空券の値段は、
- 関西国際空港 ⇒ 東京(羽田・成田)⇒ ニューヨーク
- 東京(羽田・成田)⇒ ニューヨーク
上記のように、経由地を利用しても、しなくても料金的には変わりません。
ですが、関西国際空港からの便は、朝6時台に出発なので、午前4時半頃までには、空港に行ってなければなりません。13時間近くの長旅の前に、これでは体力的にきついですよね。
なので、私は前日に羽田空港近くのホテルに泊まることにしました。
「ホテルJALシティ羽田」
アメニティやパジャマが用意されていて、ホテルの前にはコンビニや牛丼店もあり快適で便利なホテルでした。
搭乗日当日は、ホテルの無料シャトルバスで羽田空港第三ターミナルへと向かいました。
ホテルから空港まで、10分程度だったと思います。
羽田空港第三ターミナルに着きました。
そして、先に送っておいたスーツケースを受け取りにJAL ABCカウンターに寄りました。
大きなスーツケースを家から持ってくるのはとても大変です。
JAL ABCカウンターでは、先に送っておいた荷物を搭乗当日に、空港で受け取れるので大変便利です。
※クレジットカードに、無料宅配サービスとして付帯されている場合が有りますので、ご自身のカードのサービス内容を確認すると良いかもしれません。
JALチェックインカウンター
預け荷物の準備が出来たら、チェックインの手続きをしましょう。
まず最初に、パスポートの確認と宣誓書を提出をします。
預け荷物は重量を量って、ここで預けます。
JALのエコノミークラスは、荷物一つの重さが23㎏まで、一人2個まで預けることが出来ます。
私は、スーツケース( 22㎏ と 18㎏ )2個を預けました。
それが終わると飛行機の座席の確認をして、搭乗券を受け取ります。
搭乗券の裏に、先程預けた荷物のタグ(シール)が付けられているので確認してください。
預入荷物の条件は、航空会社により違うのでご自身で確認してください。
空港手荷物検査(保安検査)
パソコン・携帯などの電子機器類はバックなどから出さずにそのまま通過することができます。
注意点はこちらで詳しく説明していますのでご覧ください。
出国審査
パスポートを機械に読み取らせ、画面を見て静止します。
OKになると自動でゲートが開きます。
その先には審査官がいますので、出国スタンプが必要であればパスポートに押してくれます。
※出国スタンプは必須ではありません。
搭乗ゲート待合所
前回(2021年11月)と違い、定員の約8割以上の方々が搭乗するとのことで結構混んでいました。
あと、以前は待合所に海外用SIMカードの自動販売機があったのでご紹介しようと思っていたのですが、残念なことに今回はありませんでした。聞いてもみたのですが・・・ないとのことでした。
必要な方は事前に、Amazonなどで購入しておくことをお勧めします。
JAL機内の様子
今回は定員の8割以上の方々が乗っていたので、機内は以前より混んではいましたが、コロナ渦ということもあって一列3人掛けでは、真ん中の座席はできるだけ空くようになっていました。
機内食 1回目
乗って一時間ぐらいすると、1回目の食事が運ばれてきます。
食のプロデューサーである狐野扶実子氏と、料理人コンペティション「REDU-35」歴代ファイナリスト 6 名による監修メニューが提供されます。この日のメインメニューは「スパイス香る チキンオーバーライス」と「ハンバーグ 竹炭入り照り焼きソースと一六穀ごはん」の二種類のうちのどちらかでした。
私は、スパイス香るチキンオーバーライスを選びました。
メニューの詳細は下記の通りです。
- チキンオーバーライス
- オレンジキャロットラペ(みかんと細切りにんじん)
- グリーンパスタサラダ(パスタとブロッコリー)
- とうもろこしのパンナコッタ風(コーンスープを固形にした感じ)
- フレッシュサラダ ドレッシング添え(レタスとパプリカ)
- お味噌汁
- ハーゲンダッツアイスクリーム(バニラ)
- コーヒー・紅茶・緑茶・ジュース
- ビールやワインも頼めます
どれもおいしくいただきました。
※食品アレルギーがある方は、メニューを事前予約で変更することが出来ます。
過ごし方
ニューヨークまでは、直行便で約13時間かかります。
1回目の食事が終わってしばらくすると、機内は暗く照明を落とします。
ニューヨーク時間で言うと、午前1時頃になるので時差を考えてのことだと思います。
座席で音楽を聴いたり、映画を見たり自由に過ごすことが出来ます。
この長い時間の間には、お菓子やパンなどが用意されていて自由にいただくことが出来ます。
必要であれば飲み物も持ってきてくれます。
ただ、ニューヨークに着いてすぐに活動(観光など)を予定している方は、少しでも体を休める方が良いと思います。
時差ぼけにならないよう機内の過ごし方には、気を付けましょう。
機内食 2回目
乗って十時間ぐらいすると、2回目の食事が運ばれてきます。
タニタカフェの「チキンと雑穀のショートパスタボウル」~クリーミーカルボナーラソース~
カラダが喜ぶをコンセプトに、タニタカフェとのコラボメニューだそうです。
こちらは、選択メニューはなく全員同じです。
箱を開けると暖かいカルボナーラソースが一緒に入っていました。
箱の中に、左上の野菜(ブロッコリーや豆など)とカルボナーラソースを加えて混ぜて食べます。
噛み応えがあり、栄養面も考えられていて、とても健康的なメニューでした。
さすが、タニタ!という感じです。味は、もちろんおいしかったです。
税関申告書の書き方
JFK空港では申告書(紙)はなくなったそうです。
代わりに、空港にあるKIOSKと呼ばれる機械で申告をします。(日本語対応あり)
入国手続き
入国審査を待つ列です。
飛行機の座席が後方だったので、審査の列に並んだのが最後の方でした・・・。
ESTAを申請済みの方を含め、日本人はこちらに並びます。
審査で聞かれることは
- 宿泊場所(ホテルなど)や滞在先の住所
- アメリカにいる期間(日数)
- 入国目的
- 職業
上記は必ず聞かれる内容だと思いますので、英語で答えられるよう準備しておきましょう。
預け荷物の受け取り
入国審査が終わったら、こちらの看板へ進みます。
自分が乗ってきた飛行機 Tokyo-Haneda が載っている掲示板を見つけ、自分の荷物のターンテーブルを確認します。(Claim 4 とあります)
ターンテーブル 4へ向かい荷物を受け取ります。
税関検査
荷物を全部持って税関へむかいます。
紙での提出がなくなり機械(KIOSK)で行うよう機内で説明されましたが、今回私は、機械に行くこともなく、口頭で所持金を聞かれただけで終わりました。
KIOSKは日本語でも対応しているとのことで、一人5分程度で終わるそうです。
そして、Exit に向かいドアをくぐればそこは、もうニューヨークです!!
ニューヨーク直行便JALまとめ
約13時間の旅はいかがでしたでしょうか?
昨年は、JFK空港到着から30分程度で外に出られましたが、今回は2時間近くかかりました。
旅行者の数が多くなり、入国審査に時間がかかるようになった為です。
少しづつ以前の状態に戻ってくれることは大変喜ばしいことですが、混むのは嫌だな・・と思ってしまいました。
JALの機内の座席には、簡易枕や毛布が用意されています。
キャビンクルーが、いつでも笑顔で対応してくれるので、機内では安心して過ごすことが出来ました。
税務申告書が不要となり、初めて使うKIOSKの手続きが(機械の操作など)不安だったので聞いた時には、丁寧に教えていただきました。
日本のきめ細かなサービスがJALにはあると思います。
皆さんも、JAL直行便で羽田からニューヨークまで、快適な旅をお過ごしください。
アメリカから日本へ帰国する時の様子や、ニューヨーク観光は、別の記事として書きたいと思います。