お店の中央の吹き抜け部分にある「グリフィン像」
ニューヨークにある【ハリーポッター・ニューヨーク】には、「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」のグッズが豊富に取り揃えてあり、ハリーポッターのお店としては、世界最大級です。
以前は、入場制限をしていましたが、今はいつでも入ることが出来ます。
お店の中は、映画のワンシーンのようなセットがいくつもあって、買い物をするだけでなく来店するだけでも十分楽しく過ごすことができます。
また、VRによる、2つのアトラクションがあり、まるでテーマパークのようです。
そもそもVRとは?
VRは「Virtual Reality」の略で、日本では「仮想現実」とも呼ばれています。具体的には、専用のゴーグルで人間の視界を覆うように360°の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。
近年ではこれをさらに発展させて、映像の中を自由に移動できたり、ものを動かしたりといった没入感の高い体験も可能となっています。
NECソリューションイノベータのページより
上記にあるように、映像の中を自由に移動できたり、ものを動かしたりといった没入感の高い体験が、まさにここでできるアトラクションそのものです。
ここでは、【ハリーポッター・ニューヨーク】の二つのアトラクション「WIZARDS TAKE FLIGHT」と「Chaos at Hogwarts」や「バタービール・バー」カフェをご紹介します。
「WIZARDS TAKE FLIGHT」VRツアー
このアトラクションは、魔法のほうきに乗ってデス・イーターと戦う空中戦です。
事前にオンライン予約をし、当日には店の前にあるQRコードを読み取り、順番を確保します。
順番が来るまで店内を見て回ったり、お店を離れてもいてもかまいません。
順番が近づくと、連絡が来るのでお店に戻り、「WIZARDS TAKE FLIGHT」の会場へ行きます。
会場の入り口には、箒が頭上を飛んでいます。
クィディッチの選手のロッカールームに通され、空いているロッカーに自分の荷物を預けます。
次にVR機器のリストバンドを両手に着け、自分がなりたいアバターを写真から選びます。
それから、自分が所属したい寮を伝えます。
6人全員のアバターと寮が決まったら、箒がある部屋へ移動します。
各自、箒にまたがりVRヘッドピースを付けたら、いよいよ出発です。
最初は、箒にまたがりお城の周りや大自然の上空を、気持ちよく飛び回ります。
すると、しもべ妖精のドビーが箒の柄の先に突然現れ「パチン!」と指を鳴らします。
一瞬にして緊張感漂う場面へと移り、ハグリッドの空飛ぶバイクの後に続きながら、杖を片手にデス・イーターと戦う空中戦になります。
デス・イーターに向かって杖を振ると、杖から魔法が飛び出してデス・イーターを倒す事が出来ます。
「ハリーポッターと死の秘宝 PART 1」でハリーを逃がすために、魔法薬のポリジュースを飲んだ7人のハリーポッターが、デス・イーター達と戦う、かく乱作戦の場面の中に飛び込んだようです。
見事、全員のデス・イーター達を倒すと「WIZARDS TAKE FLIGHT」は終わりになります。
飛行時間は、あっという間でしたが十分楽しむことが出来ました。
「Chaos at Hogwarts」VRツアー
「Chaos at Hogwarts」は、ホグワーツ城の中を歩きまわりピクシーを退治するアトラクションです。
予約方法は、「WIZARDS TAKE FLIGHT」の時と同じです。
時間になったら会場に行きます。
会場へ着くと、そこはキングスクロス駅でした。
ここから、ホグワーツ城へと出発です。
「Chaos at Hogwarts」は、VR機器を両手・両足に付け軽めのバックパック機器を背負います。
そして、自分のアバターと寮を写真から選び、伝えます。
最後に、VRヘッドピースを付けたら、杖を持ってホグワーツ城へ入っていきます。
「Chaos at Hogwarts」は、ドビーが城内を案内してくれますが・・・。
途中から、逃げだしたピクシーを退治するミッションになります。
広いホグワーツ城の中を歩き回ったはずなのですが、実際には狭い部屋の中をくるくる歩いていただけでした。
どちらも、「仮想現実」を作り出すVR機器のすごさを実感したアトラクションでした。
「バタービール・バー」カフェ
「BUTTER BEER」BAR
「BUTTER BEER」BARでは、おなじみのバタービールを飲むことが出来ます。
特製ジョッキのバタービールを注文すれば、ジョッキが自分のおみやげになります。
ジョッキ洗浄機
飲んだ後のジョッキを洗う専用の機械が、BARに用意されているのできれいにして持ち帰る事が出来ます。
とても良く考えられていますね。
天井にはバタービールの空き瓶が、所狭しと飾ってあります。
そして、ここには物語に沿ったスイーツも売られているので、ファンには見逃すことはできません。
スイーツのショーケース
日刊予言新聞のカップケーキ
ハグリッドがハリーのために作ったバースデーケーキ
他にも、ヘドウィグのカップケーキやウイーズリーおばさんが編んだ手編みのセーターのクッキーなど・・。
食べるのがもったいないスイーツばかりです。
日本へのおみやげには、出来そうにないのがとても残念です。
【ハリーポッター・ニューヨーク】のまとめ
2つのアトラクション「WIZARDS TAKE FLIGHT」と「Chaos at Hogwarts」は、魔法の世界をバーチャルリアリティで体験することができるので、とても人気があります。当日だと売れ切れている事が多いので、事前にオンラインで予約をしてから行きましょう。
店内を見て回った最後には、バタービール・バーでひと休み。
歩き疲れた後の甘いスイーツは、一層おいしく感じられます。
お会計の長い列に並んでいても、どれを買おうか迷っているうちに自分の番になってしまいました。
どれも食べずに飾っておきたいほど、かわいいスイーツばかりです。
【ハリーポッター・ニューヨーク】のようなお店が、日本にもできるといいですね。
【ハリーポッター・ニューヨーク】の店内の様子は、【ハリーポッター・ニューヨーク】魔法の世界にいるかのような店内をご紹介!で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。