ここ【安楽寺】は、法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人によって、開基されました。
普段は、一般公開されていませんが、「春」・「夏」・「秋」の指定日のみ公開されます。
特に、「夏」公開の『カボチャ供養』は、ニュースに取り上げられるほど有名です。
【安楽寺】日程・時間・料金・アクセス方法など、詳しくご案内します。
【安楽寺】拝観の日程・時間・拝観料
「春」さくら・・・4月上旬の土日
つつじ・・・5月上旬の土日・祝日
さつき・・・5月下旬~6月上旬の土日
「夏」カボチャ供養・・・7月25日
「秋」もみじ・・・11月全土日・祝日、12月上旬の土日
時 間: 10:00 ~ 16:00まで
拝観料: 500円(中学生以下無料)
カボチャ供養日拝観料: 1,000円
【安楽寺】拝観の様子
くさの地蔵大菩薩
コロナ禍以前は、毎月2日に「くさの地蔵縁日」が境内で行われていました。
京都市内から、食べ物や雑貨のお店で賑わっていたそうです。
コロナ以後、開催を見合わせていましたが、最近になって少しずつ「くさの地蔵縁日」は再開され始め、最近では5月2日に行われました。
2024年(令和6年)は、10月2日(水)、12月2日(月)に開催する予定です。
早く、毎月開催に戻っていただきたいものです。
「くさの地蔵菩薩」の両手前には、狛犬(?)らしき、「鹿ヶ谷かぼちゃ」の形をした可愛らしい石像があります。
手水もハート型です。
かわいいフォトスポットですね♡
「くさの地蔵菩薩」は、皮膚病や腫瘍(がん)などの病気平癒として信仰されています。
佛足石
中庭にある「佛足石」です。
【安楽寺】の「佛足石」は、足下二輪相(そくげにりんそう)と呼ばれる形だそうです。
花手水
中庭は、綺麗に手入れがされていて花手水も綺麗でした。
御朱印
御朱印は、山門から入ってすぐの参拝受付の隣で授かることができます。
御朱印は写真の通り、 「法然上人御旧跡」と「くさの地蔵」の2種類です。(直書き)
鹿ヶ谷カボチャ供養
毎年、7月25日には、「鹿ヶ谷カボチャ供養」が行われます。
夏の土用の日に「鹿ヶ谷カボチャ」を食べると中風にならないと言い伝えられ、毎年7月25日に参拝された皆さんに、やわらかく煮炊きされたカボチャと冷たいお茶が振舞われます。
京都の伝統野菜のひとつである「鹿ヶ谷カボチャ」は、ひょうたんのような独特の形をしています。
なくなり次第終了とのことでしたが、なんとか間に合いました(笑)
中風とは、脳血管障害の後遺症の半身不随や手足のしびれや麻痺のことだそうです。
「鹿ヶ谷カボチャ」を食べて元気に過ごしましょう!
【安楽寺】への行き方
【京都駅から】
京都駅から市バス5系統(真如堂前)または、 17系統(浄土寺)バス停にて下車。そこからともに徒歩10分です。
京都駅から「浄土寺」バス停まで、40分程度かかります。
運賃は、大人片道 230円・子供 120円です。
混雑が予想される時期は、時間に余裕をもって行ってください。
電車の行き方など、詳しくは【安楽寺】ホームページでご確認ください。
【安楽寺】まとめ
【安楽寺】は、通常非公開の寺院です。
正式名称は、鹿ヶ谷【住蓮山 安楽寺】(じゅうれんざん あんらくじ)
法然上人の弟子「住蓮上人」と「安楽上人」の両上人の名前から付けられたお寺です。
近くには、【法然院】や【大豊神社】があります。
【哲学の道】を歩きながら、寺院巡りはいかがでしょうか。
【安楽寺】では、「鈴虫姫」・「松虫姫」の出家の様子などのお話も聞くことができますよ。
おすすめは、7月25日の「鹿ヶ谷カボチャ供養」です!
都合のつく方は、せひご参拝ください。参拝特典の「鹿ヶ谷カボチャ」はとても美味しいですよ!
【安楽寺】カボチャ供養 おまけ
昨年、健康でいられたのも「カボチャ供養」のおかげ!
ということで、今年も行ってきました。暑かったぁ~。
今年(2024年)は、特徴のある「鹿ヶ谷カボチャ」の絵がたくさん飾られていました。
もう一つ、可愛いポストカードが付いてきました。
今年も、元気でいられますように(合掌)