宝泉院 庭

京都【宝泉院】額縁庭園でオリジナル和菓子と抹茶を頂きながらゆっくりと!

  • 2023年9月22日
  • 2024年9月19日
  • 京都
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宝泉院 門

京都大原の里にある【宝泉院】は、絵に描いたような美しい「額縁庭園」で知られています。

庭に面した畳には、赤い敷物(緋毛氈・ひもうせん)が敷かれ、青もみじなどの緑色の庭に彩をそえて「額縁庭園」の美しさを、一層引き立たせています。

お抹茶とオリジナルの和菓子も、拝観料に含まれているので、とてもお得な気がします。

京都大原【三千院】からも近いので、ご一緒に参拝されてみてはいかがでしょうか。

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【宝泉院】拝観の時間・拝観料

時 間: 9:00 ~ 17:00まで( 受付終了  16:30 )

拝観料 大人 800円 ・ 中高生 700円 ・ 小学生 600円

※お抹茶、オリジナルのお菓子(若狭屋手作りの和菓子)が付いています。

【宝泉院】拝観の様子

額縁庭園

宝泉院 額縁庭園

額縁庭園から見える、庭の名前は盤桓園(ばんかんえん)というそうで、立ち去りがたいという意味があるそうです。

宝泉院 額縁庭園 全体

 

宝泉院 籠

入口を入ると、廊下の上には「籠」が飾られています。

これは、江戸中期の作といわれ、高僧(位の高い僧侶)が宮中に行く際に使われていたそうです。

血天井

宝泉院 血天井

伏見城の戦いの際に、徳川家康の家臣であった鳥居元忠ら、380名あまりの侍達が、打ち取られたり、自刃したりして命を落としました。

その侍達の慰霊のために、血が染みついた床板を天井として(移築)使用したものです。

血の跡がいくつもの箇所で、確認することができます。

宝泉院 血天井 説明

水琴窟(すいきんくつ)

宝泉院 水琴窟

竹筒の下に埋め込んだ、水瓶に水滴が落ちるたびに、澄んだ水音がします。

高さの違う音色が、互いに響きあうように設計されているそうです。

みなさんも、違う二つの音色を楽しんでみてください。

石盤

宝泉院 石の楽器

サヌカイトと呼ばれる珍しい石でできた、「石の楽器」です。

僧侶が、音程を確かめるために使用したものだそうです。

囲炉裏の部屋

宝泉院 囲炉裏と障子

炉の周りに陶板がある、珍しい囲炉裏です。

きれいな襖絵も、見どころです。

御朱印

宝泉院 御朱印

御朱印は、堂内にある御朱印所で授かることができます。(300円)

御朱印の最終受付は、16:30 までです。

【宝泉院】への行き方

宝泉院 庭 外

京都駅から京都バス 17系統で、終点「大原」バス停にて下車。そこから【三千院】参道を進み、【三千院】の前を通り過ぎた奥にあります。

運賃は、大人片道 560円・子供 280円です。

京都駅から直通バスですが、約80分(1時間20分)程度かかります。

市バスの17系統ではなく、京都バス 17系統「大原」行きですので、お間違えの無いように注意してください。

京都バス 17系統「大原」行きのバス乗り場は、C3 です。

※終点「大原」バス停には、トイレがあります。

混雑が予想される時期は、時間に余裕をもって行ってください。

電車の行き方など、詳しくは【宝泉院】ホームページでご確認ください。

【宝泉院】まとめ

宝泉院 茶菓子

【宝泉院】は、僧侶の住まいのひとつとして建てられたそうです。

「額縁庭園」として有名なので、四季を通して【宝泉院】に来てみたくなりました。

緋毛氈(ひもうせん)に座って、抹茶と和菓子を頂きながら、ゆっくりしたいものです。

大原【三千院】地区は、京都駅からは少し遠い所にありますが、直通バスがあるので簡単に行くことができます。

近くには、【三千院】・【勝林院】・【実光院】・【寂光院】もあります

時間を作って、ぜひ行ってみてください。お勧めです!