【金閣寺】といえば、何といっても金色に輝く「舎利殿」を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
青空を背景として金色に輝く【金閣寺】「舎利殿」は、パンフレットやハガキなどで、よく見ることができます。
それはそれでとても素晴らしいのですが、一度は雪景色の金閣寺を見てみたいと思っていました。
修学旅行や観光で幾度となく訪れた【金閣寺】ですが、今回雪が降り積もった【金閣寺】を見ることができました。
雪の降る中の、荘厳な【金閣寺】をご覧ください。
【金閣寺】拝観の時間・拝観料
時 間: 9:00~17:00まで
拝観料: 大人(高校生以上)400円 ・ 小中学生 300円 ・ 小学生未満は無料
※2023年4月1日より大人料金のみ 500円に変わります。
※年中無休ですが行事等により、拝観できない場合があります。
【金閣寺】拝観の様子
総門にある「世界遺産 金閣鹿苑寺」の石碑です。
1994年、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。
こちらからは入り、庫裡・鐘楼を経て【金閣寺】「舎利殿」に向かいます。
舎利殿
いかがでしょう!雪の降り積もる【金閣寺】です。
屋根が雪で白色となり、冬の雪の日でしか見ることができない【金閣寺】舎利殿です。
寒さの中、まだまだ雪が降り続いてほしいと思ってしまうほど、美しい風景に見入ってしまいました。
周りには鏡湖池(きょうこち)が広がりますが、池の水は雪と寒さでとても冷たそうです。
天気の良い日は、水面に舎利殿が綺麗に映るのですが、雪の日はそうもいかないようです。
【金閣寺】のホームページでは、ライブカメラで舎利殿の様子を見ることができます。
夕佳亭(せっかてい)
茶道家の金森宗和(かなもりしげちか)が作ったとされる茶室です。
金閣が、夕日によ(佳)く映えるとして名付けられたそうです。⇒夕佳亭(せっかてい)
3帖ほどで作られた茶室にも雪が積もり、趣を増しています。
白蛇(はくじゃ)の塚
「安民沢( あんみんたく)」と呼ばれる池の中にある小島が「白蛇 (はくじゃ)の塚」です。
「白蛇の塚」には五輪の石塔が立っています。
この池は、日照りが続いても涸れないので雨乞いの場所に使われていたそうです。
「白蛇の塚」にも雪が積もり、足跡もつかずひっそりとしています。
銀河泉(ぎんがせん)
義満公がお茶の水に使ったとされる清水が湧き出ている場所です。
今でも、清冽な清水が湧き出ているとされています。
触ることはできませんが、とても冷たそうです。
龍門の瀧
2.3mの「龍門の瀧」には、中国の故事に因んだ鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。
瀧から跳ね上がろうとする龍の姿を表現していることから、出世祈願に良いそうです。
雪の重さで木々が垂れ下がっていて見えずらかったですが、探して拝んでいる人がいました。
【金閣寺】へのアクセス
横から見た金閣寺
京都駅から市バス 205系統、「金閣寺道」バス停にて下車。徒歩3分です。
運賃は、大人片道230円・子供120円です。
京都駅からバスで50分程度かかります。
混雑が予想される場合は、時間に余裕をもって行ってください。
電車の行き方など、詳しくは金閣寺ホームページでご確認ください。
【金閣寺】まとめ
雪の降り積もる【金閣寺】に行ってみたい!という念願がようやく叶いました。
また、同じように雪景色の【金閣寺】を一目見ようと、足場の悪い雪の中でもたくさんの方が参拝に訪れていました。
ご覧の通り、可愛らしい雪だるままで出現しています。
私も作ろうと思いましたが、あまりにも手が冷たくて諦めました。
めったに出会えることがない、雪の中の【金閣寺】を見ることができてとてもうれしかったです。
観光で定番の【金閣寺】ですが、定番ではない雪の降り積もる【金閣寺】をどうぞご覧ください。