【天龍寺】には、日本で最初に国の史跡・特別名勝に選ばれた名庭『曹源池庭園』があります。
嵐山を借景に、四季折々の風景を楽しむことができます。
また、法堂には加山又造が描いた『雲龍図』を見ることができます。
秋の紅葉を迎えた【天龍寺】に行ってきましたので、ご紹介します。
【天龍寺】拝観の時間・拝観料
【庭園】(曹源池・百花苑)
時 間: 8:30~17:00(受付終了 16:50)
拝観料: 高校生以上 500円・小中学生 300円・未就学児 無料
※障がい者手帳をお持ちの方は100円引き
【諸堂】(大方丈・書院・多宝殿)
時 間: 8:30~16:45(受付終了 16:30)
拝観料: 庭園 参拝料に 300円追加
※行事等により諸堂参拝が出来ない日があります。
【法堂】「雲龍図」特別公開
時 間: 9:00~16:30(受付終了 16:20)
拝観料: ひとり 500円(庭園・諸堂参拝料とは別に必要)
※未就学児 無料
※土曜日・日曜日・祝日のみ公開
※特別公開日あり 詳しくはこちらでご確認ください。
【天龍寺】拝観の様子
庫裡(玄関)に入ると、まず最初に大きな『達磨図』を見ることができます。
達磨図
こちらは、平田精耕老師が書かれたものです。
方丈の床の間にも、達磨図の掛け軸があり『達磨』は天龍寺の顔になっています。
曹源池庭園
夢窓疎石国師により作庭された『曹源池庭園』は、嵐山などを借景にした池泉回遊式庭園です。
1994年、ユネスコから世界文化遺産に認定登録されました。
方丈の広い縁側に座り、庭園を眺めながら、ゆっくりすることができます。
法堂天井の『雲龍図』
天龍寺の現在の「雲龍図」は意外と歴史は浅く、1997年加山又造画伯により描かれたものです。
直径9メートルの円相内に、八方睨みの龍が描かれています。
「雲龍図」のある法堂は、撮影禁止なので、天龍寺ホームページでご覧ください。
(無断転載も禁止のため)
多宝殿『後醍醐天皇』
屋根付きの長い廊下の先にある多宝殿に、「後醍醐天皇」が祀られています。
天龍寺は、「後醍醐天皇」の菩提を弔うために、足利尊氏により創建されました。
多宝殿での写経
また、この多宝殿では写経を行うことができます。
時 間: 9:30~14:30
※事前に電話で予約・確認をすること
※年末年始は休止
料 金: 1000円(参拝料とは別に必要)
写経道具は、不要とのことです。
御朱印
天龍寺のもみじと一緒に!( 書置き型 300円)
【天龍寺】への行き方
京都駅から市バス 28系統、「嵐山天龍寺前」バス停にて下車。降りると目前です。
運賃は、大人片道230円・子供120円です。
京都駅からバスで40分程度かかります。
混雑が予想される時期は、時間に余裕をもって行ってください。
電車の行き方など、詳しくは天龍寺ホームページでご確認ください。
【天龍寺】まとめ
【天龍寺】に来たら、方丈の広い縁側に座り、日本庭園『曹源池庭園』をゆっくり眺めたいものです。
また、もう一つの見どころとして、法堂の天井にある八方睨みの『雲龍図』があります。
五つの鋭い爪を持った、迫力ある龍をみることができます。
境内の、至るところで季節を感じることができます。
天龍寺から、宝厳院・渡月橋はすく近くにあります。
渡月橋の周りには、休憩処やおみやげ店が多くあって、とても楽しいですよ。