雲龍院 灯篭②

京都【雲龍院】紅葉ライトアップ 夜間特別拝観2022

  • 2022年12月21日
  • 2023年9月26日
  • 京都
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雲龍院 庭③

京都・東山の奥座敷で愉しむ極上の秋。

凛とした空気と静寂が心地良い雲龍院。

泉涌寺の山内の一番奥にある雲龍院で、今年も「秋の夜間特別拝観とライトアップ」が行われました。

【紅葉ライトアップ】2023、最新情報は、こちらへどうぞ!

日程 11月18日(金)~11月23日(水)

時間 日没後〜午後9:00 閉門(最終受付 午後8:30まで)

料金:  400円 (昼・夜の入れ替えはありません)

予約の必要はありません。

【雲龍院】拝観の様子

雲龍院には、「悟りの間」「蓮華の間」「月窓の間」「大輪の間」「清浄の間」の5つの間があります。

悟りの間『悟りの窓』

雲龍院 悟りの窓②
『悟りの窓』

雲龍院の「悟りの間」には、京都には二つしかないと言われている、『悟りの窓』があります。

春には手前から、紅梅・海棠・シャクナゲと順番に花を咲かせて楽しませてくれるそうです。

もうひとつの「源光庵」にある悟りの『悟りの窓』と見比べてはどうでしょうか・・。

「源光庵」については、こちらで詳しく紹介しています。

雲龍院 悟りの間
『悟りの間のもみじ』

「悟りの間」の奥庭には、ライトアップされたもみじの木があり、とても綺麗でした。

掛け軸に見立てて、ご覧くださいとのことです。

蓮華の間『しき紙の景色』

雲龍院 しきしの景色②

「蓮華の間」の雪見障子の四角いガラス窓を覗くと、左から「椿」「灯籠」「紅葉」「松」が見えます。

(少し小さかったので、拡大して撮りました)

雲龍院 しきしの景色

写真撮影はこちらからどうぞ・・と座布団が用意されていて、そこ(斜め横)から撮ると、それぞれが一枚の色紙のように、きれいに収まって見ることができます。

月窓の間

雲龍院 月窓の間②

部屋の中に、月が映し出されています。

雲龍院 月窓の間③

壁が月形に抜けているのがおわかりでしょうか?

そこから光が入り込み、「月窓の間」が出来上がるのですね。

水琴窟

雲龍院 水琴窟

こちらの竹に耳を当てると、水の音が琴のように、心地よい音が聞こえてきます。

雲龍院では、「龍淵のさやけし」と呼び、龍の息吹が聞こえると紹介しています。

オルゴールのように澄んだきれいな音です。ぜひ、一度聞いてみてください。

向こうには、灯篭の盛砂と同じ、菊花紋の手水鉢があります。

灯篭

雲龍院 灯篭

最後の将軍、徳川慶喜が寄進した灯篭だそうです。

16枚の花弁のように菊花紋の盛砂に灯籠が立っています。

皇室ゆかりの寺院だというのがわかりますね。

寺院内には、秋篠宮家にご誕生された「悠仁さま」のお印の木もあるそうです。

御朱印

雲龍院 御朱印②

拝観前に御朱印帳を預けて、拝観後に受け取ります。(300円)

達筆さに感激です。

【雲龍院】への行き方

京都駅から市バス 208系統、「泉涌寺道」バス停にて下車。降りてから徒歩約15分です。

運賃は、大人片道230円・子供120円です。

混雑が予想される時期は、時間に余裕をもって行ってください。

電車の行き方など、詳しくは雲龍院ホームページでご確認ください。

【雲龍院】まとめ

雲龍院 門

「泉涌寺道」バス停から、泉涌寺に向かって坂道を上がっていきます。

途中、清水焼のお店があり、私はコーヒーカップを買ってきました。

紅葉の時期に合わせて、お手頃な商品を用意しているそうです。

そして、泉涌寺を過ぎ、登りきったところに雲龍院があります。

他の寺院と比べて、大きくはありませんが、見どころがたくさんある寺院です。

「蓮華の間」の『しき紙の景色』はテレビでも紹介されたことがあるので、知っている人も多いと思います。

雲龍院の「へぇ~」ポイントによると、あのサスペンスの女王、作家:山村美沙さんのお墓もあるそうです。

雲龍院のライトアップ期間は6日間と短いですが、一度は訪れたいところだと思います。

みなさんも、来年こそは予定を合わせて行ってみてください。

この記事が、2023年【京都 紅葉ライトアップ 夜間特別拝観 】の参考にしていただけたら、うれしいです。